この前やっと”春”になったと思いましたが、もう夏ですね。朝顔の花を見る朝が風情を感じる季節です!
7月もイギリスはガーデンショウやオープンガーデンが各地で開かれています。今回はハンプトンコートパレスフラワーショウのお話です。
ハンプトンコート・パレスは、テニスで有名なウインブルドンの近く(ロンドンから1時間あまり)、テムズ川の川沿いにあるお城です。ハンプトンコートフラワーショウは、チェルシーフラワーショウーと同じくRHS(ロイヤ・ルホ-チカルチャー・アカデミー)の主催するフラワーショウです。
7月の頭に開催され、広い敷地内に大きな3つのブースに切花・鉢物の新しい園芸品種や毎年テーマに沿って造られるガーデンなどが発表されます。このガーデンの1つは新聞の募集でプレゼントされるんですよ!!!
外には大・中・小とたくさんのガーデンが出展され、さまざまなテーマによって造られています。そして、ガーデン用品や小物のお店があり、1日があっという間に過ぎてしまいます。
ラッキーなことに私はこのショウの準備に参加することができました。私以外にも、年齢や性別関係なく、たくさんの人々がボランティアとして参加していて、1週間あまりで造り上げていきます。
造りながら、ほかのブースに行っていろいろな話を現場の人々とできたのは貴重な体験でした! そして、BBCの撮影隊なども来ていて、イギリスで有名なCharlie DimmockやDiarmuid Gavinに会ったときは大興奮でした!(ミーハーですね)。
このハンプトンコートフラワーショウは、敷地が広い分ゆったりしていて、小さめのデザインガーデンが多く出展されているので、チェルシーより身近に感じるガーデンショウのような気がしました。
これらの大きなフラワーショウとは反対に、プライベートガーデンはイギリスの”イエローブック”で紹介される”オープンガーデン”が開催されています。
入場料200円あまりで、字の通り個人のおうちを見ることができるものです。
半年かけて美しくなった自慢の庭・手作りケーキ・お茶を芝の上でいただきながらお庭を鑑賞します。
おうちによっては、珍しい品種の挿し木などの販売があります。それと同時に庭好きが集まるので、話はつきません!
こんなとき、あるイギリス人に日本庭園のすばらしさについて熱弁されたこともありました!!!
日本人の私より日本庭園について詳しい方が”イギリス人”にいることで「もっと自分の国について知らなければ・・・」と思ったものでした。
この時期、夜の10時半ぐらいまで明るいイギリス。夕食後に芝を刈ることもあるぐらい、国民は庭いじりが好きです(^0^)