7棟の新築戸建て賃貸のプランでした。壁やフェンスで区切るのではなく、植栽帯でやわらかく1棟ずつを区切り、敷地全体が1つの庭となるよう設計しました。入居者の皆様の憩いの場として、敷地の中央に中庭を設け、石積みの花壇の一部に既存の井戸水を利用した湧水オブジェを作りました。周囲には実のなる樹木を配植し、収穫したハーブや実を井戸水で洗って持ち帰ったり、楽しんで頂けるように計画しました。季節の移り変わりと風の通り抜ける心地よい空間を賃貸住宅でも実感頂ける事例です。